昨日、6月19日は太宰治の忌日、桜桃忌だった。
私は桜桃忌前後には太宰作品を読むことにしているが、今年はすっかり忘れていた。
太宰ファンとしては失格である。
反省!
6月19日もあと10分で終わるという時に、慌てて太宰作品を読むことにした。
今回選んだのは「満願」。
「満願」は文庫本でわずか2ページ半。
とても短くて、エッセイのような作品だ。
太宰ファンにはとても評価が高く、心あたたまる大人の作品である。
今年の桜桃忌は終わったが、今月中は太宰の作品を読み返そうと思っている。
※「満願」は、新潮文庫では短編集『走れメロス』に入っています。